プリンセスゆみ企画

小型クルーザー,

あら、ゆみのヨットと同じヨットじゃないの。

本当だ、私のヨットじゃない。

ゆみは、このヨットのどこが気に入っているの?

そうね。小さなヨットかもしれないけど、ちゃんとキャビンが付いていて中でお泊まりしようと思えば、ちゃんとお泊まりできるところかな。

このぐらいのサイズのヨットでは、アクタスってヨットが有名よね。

うん。でも、あれはキャビンにドアも何も付いていないでしょう。だから、お泊まりすると、雨が降ってきたら中に入ってきてしまうでしょう。

そうね。アクタスみたいにキャビンの中で過ごすのが窮屈ではないわね、あんたと2人で中に入っても普通に対面でお喋べりできる広さがあるわね。

でしょう、意外にキャビンの中が広いのよ。

あと、コクピットの、デッキの幅が広いわね。

そうなの。デッキが広いから、セーリングものんびり安定して走ってくれるのよ。

どんぶらっこって、安定してセーリングできるわ。

ゆみが、朝早くお母さんと握ってくれたおにぎりを食べながら、八景島辺りをピクニッククルージングするのには最適なセーリングクルーザーだわ。

そうでしょう!

このサイズのヨットならば、マリーナの係留料金もかなりお安くなるんじゃないかな。

うん、私の少ないお給料でも楽々支払えるわ。

ゆみちゃんが少ないお給料ですってよ、祥恵社長。

少ないお給料で悪かったわね。まなみ、ゆみのことぶっ叩いてもいいよww。

って、ゆみちゃんっていくらお給料もらっているの?

知らない。

知らないよね。うちの会社からお母さんの口座に直接支払っているから。

そうなんだ。私がもし社長になったら、弟にもそういう働かせ方させたいな。

まなみの弟は、そんな働かせ方させてくれないでしょうが。

それは言えるかも。

ヨットのサイズは小さいのに、3人でコクピットでお喋りしていてもぜんぜん狭く感じないよね。本当、ピクニックには最適なヨットだわ。

もう、このヨットの造船所って無くなってしまったんでしょう。

そうなのよね、このヨットって製造終了でもう入手困難なヨットなのよ。

そうなんだ、なんか勿体無いね。

確かに勿体無いかも。狭い日本にはサイズ的にジャストフィットなヨットなのに、日本のどこかの造船所で製造を引き継げれば良いのにね。

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