第1話・プリンセスゆみの処女航海

今井ゆみは、小学校の頃いつも週末になると横浜のヨットへ乗りに行く姉を眺めていました。そんなゆみが初めてヨットに乗ったのは大学のヨット部、そこからゆみのヨットライフは始まりました。


プリンセスゆみの処女航海は、横浜市金沢区白帆に在る横浜ベイサイドマリーナから金沢区のすぐお隣、横須賀市の深浦ボートパークまでのたった2時間の超短距離航海でした。
エンジンは6馬力の船外機。バッテリーもセルモーターも何も付いていない小さな船外機でした。ガソリンタンクの上部に付いているキャップを少し緩めてから、エンジンに付いているヒモを思い切り引っ張ってエンジンを始動します。


ゆみのヨットはとても小さいけどとても可愛いヨットです。