第7話・深浦ボートパーク

今井ゆみは、小学校の頃いつも週末になると横浜のヨットへ乗りに行く姉を眺めていました。そんなゆみが初めてヨットに乗ったのは大学のヨット部、そこからゆみのヨットライフは始まりました。


プリンセストレーディングで自動車の輸出をしているゆみは、追浜工場も潰れなくて済むかもなんて考えながら、深浦ボートパークの港内に入港しました。
前のヨットはロングキールで後進がうまく進まないヨットで、処女航海のときもバースに入港するのとても苦労しました。その記憶が残っていて、うまく入港できるかなと不安だったのですが、さんざん前のヨットで出入港の練習をしていたおかげか、ヨットも小さいし、すんなりと入ってしまいました。
バースがでかくて、このヨットにはぶかぶかでした。もやいロープの長さを調整して、なんとか収まりましたが、それでもぶかぶかです。なんか小さなディンギーでも後ろにもう1隻ぶら下げておくか。


ゆみのヨットはとても小さいけどとても可愛いヨットです。