明星学園物語は、今井ゆみが大好きな母と共に、ようやく生まれ育ったニューヨークの母の実家から帰国して初めて通学した日本の学校での学園生活を脚色した学園ドラマです。
ゆみは、姉に手を引かれながら歩いていた。ゆみたちの歩いていくのと同じ方向には、他にもたくさんの生徒たちが歩いていたが、祥恵と仲が良いクラスメートたちとは一緒になることはなかった。彼女たちは皆、井の頭公園駅でなく吉祥寺駅方面から通っていたのだ。
「ここが学校よ」
祥恵は、妹の手を引き、学校の門をくぐると1年生の教室に連れて行った。
「お姉ちゃんと一緒のクラスがいいな」
「私は6年生だから、ゆみはまだ1年でしょう」
明星学園は、武蔵野にある自由の風土を教育方針にした学園です。
